TT 脆弱性 Blog

脆弱性情報に関する「個人」の調査・研究のログ

とあるアプリで尋常ではないメモリリークが報告され修正されるまで

【要点】

◎ターミナル「Ghostty」で深刻なメモリリークが発覚。非標準ページ再利用が原因と判明し、迅速な修正で解消された (Gigazine)


【要約】

ターミナルエミュレーター「Ghostty」で、最大37GBに達する深刻なメモリリークが報告された。原因は初期から存在していたが、Claude Codeのように大量のマルチコードポイント文字を高速出力するCLIの普及で顕在化した。Ghosttyはmmapを用いたページ管理とメモリプールを併用しているが、スクロールバック制限時の最適化で非標準サイズページを再利用し、メタデータのみ標準サイズに書き換えていた。その結果、解放時にmunmapが呼ばれずメモリがリークしていた。対策として、非標準ページは再利用せず必ず解放し、標準ページを新規確保する修正が行われ、問題は完全に解消された。


【ニュース】

◆とあるアプリで尋常ではないメモリリークが報告され修正されるまで (Gigazine, 2026/01/18 21:00)
https://gigazine.net/news/20260118-ghostty-memory-leak-fix/


Copyright (C) 谷川哲司 (Tetsuji Tanigawa) 2006 - 2022