TT 脆弱性 Blog

脆弱性情報に関する「個人」の調査・研究のログ

ウェブサーバーを数秒以内にダウンさせる「HTTP/2 Bomb」攻撃がOpenAIのCodexを使って発見される

【要点】

◎OpenAIのCodexを用いた分析により、新たなDoS攻撃「HTTP/2 Bomb」が発見された。家庭用PCでも主要Webサーバーのメモリを短時間で枯渇させ、サービス停止を引き起こせる (Gigazine)


【概要】

項目
内容
名称 HTTP/2 Bomb 攻撃
手法 HTTP/2のHPACK圧縮増幅とフロー制御を悪用したSlowloris型攻撃を組み合わせた攻撃
対策 ・対応バージョン/対応WEbサーバーの使用
・HTTP/2 無効化
対応済みWebサーバー Apache
nginx
Envoy
未対応Webサーバー Microsoft IIS
Pingora


【要約】

セキュリティ研究者は、OpenAIのコーディングエージェント「Codex」を活用して、新たなDoS攻撃手法「HTTP/2 Bomb」を発見した。この攻撃は、HTTP/2のHPACK圧縮増幅とフロー制御を悪用したSlowloris型攻撃を組み合わせたものである。攻撃者は少量のデータ送信でサーバーに大量のメモリ確保を強制し、その後レスポンス送信を妨害することでメモリを解放させない。実験では、Envoyが約10秒、Apache httpdが約18秒、nginxが約45秒で32GBのメモリを消費し、IISも約45秒で64GBを枯渇させた。研究者はnginxやApacheなどへ報告を行い、一部は修正済みだが、IISやPingoraでは未対応のためHTTP/2無効化などの緩和策が推奨されてい


【ニュース】

◆ウェブサーバーを数秒以内にダウンさせる「HTTP/2 Bomb」攻撃がOpenAIのCodexを使って発見される (Gigazine, 2026/06/04 13:30)
https://gigazine.net/news/20260604-http-2-bomb-attack/


Copyright (C) 谷川哲司 (Tetsuji Tanigawa) 2006 - 2022